ベトナムで最もよく利用されている日本語教科書でベトナム人労働者層に日本語を教えるために必要なことは?2
みなさま、こんばんは。
のどか日越クラブです。
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ベトナムで最もよく利用されている日本語教科書でベトナム人労働者層に日本語を教えるために必要なことは?2
の補足です。
『みんなの日本語』というのは、スリーエーネットワーク社という出版社から出版されている外国人の日本語学習者を対象とする日本語教科書です。日本語クラスや日本語教室で学習者が日本語教師から教えてもらうことを想定しているようで、自学自習にはあまり向いていない、あまり適していない教科書であるように思われます。
下記のURLはスリーエーネットワーク社の『みんなの日本語』の紹介ページです。
http://www.3anet.co.jp/ja/141/
他の日本語教科書と比較しての『みんなの日本語』の特徴は、下記のページにまとめられている「みんなの日本語」の項にわかりやすく説明されているのではないかと思われます。下記のページによると、『1974年の「日本語の基礎」→「新・日本語の基礎」→「みんなの日本語」とタイトルが変わったが40年以上シェアトップ』とのことです。
https://webjapanese.com/blog/j/nihongo/kyoozai/learningmaterials1/
日本語教材いろいろ 1 総合教科書
日本語教師の方々が『みんなの日本語』の内容と教案(教えるためのプログラム、教えるための案)をまとめたウェブサイトもいくつかあります。代表的なものとしては、以下のようなものがあるようです。
http://kyoan.u-biq.org/bunke.html
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Labo/9879/
https://nihongokyoshi-net.com/minnano-nihongo-lessonplans/
『みんなの日本語』を活用した日本語教育プログラム、国際交流基金のページにも事例があるようです。
https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/teach/tsushin/report/201711.html
CEFR/JF日本語教育スタンダードに準拠した初級(A1~A2)のコースデザイン紹介 -『みんなの日本語初級』を使ったスペイン・サラマンカ大学日西文化センターの実践例-
当エントリーをお読みいただき、ありがとうございました。お読みいただいた方々のご参考になれば幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。